解説・12
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作意 5二角 3二玉 4一角成 2一玉 3二角 1一玉 
    2二歩成 同玉 3三歩成 1一玉 2一角成 同玉   
    3二馬 1一玉 2二馬 まで15手詰
 
 盤面歩一色図式では、飛よりも角が使い易いです。
 結果として、持駒に角2枚ある作品が増えました。本作はその中で一番
よくまとまっている作品です。
 配置から展開がやや予想外でしょう。3三歩成が若干指しにくく、角捨て
でのまとまりは、条件作の短篇では充分存在感があると思っています。