解説・24
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作意 1四飛 2二玉 2四飛 同桂 3二飛 同玉 
    1四角 3一玉 2二角 同玉 2三桂成 3一玉     
    3二成桂 まで13手詰
     
 「四葉の舞」の後半の30局は持駒が「飛飛角角」になっています。
 はっきりいって2枚使うまでは、余詰が発生しやすいので詰将棋には特に
短篇には向きません。手筋物は手順前後との争いともいえます。持駒が強い
と全部使う変化が作り難いのです。
 本作は最初の3手の味がよく、4手目3一玉の変化に持駒全てを使用します。
まずはうまくまとまったと思います。
 上の変化の関係で駒を余分に使う紛れは逃れます。