解説・33
          戻る
 
作意 7七金 同香不成 6九角 同玉 8七角 同桂不成 
    5八龍 7八玉 7九銀 同玉 6九金     
     まで11手詰
     
 短篇入玉の玉方不成作品です。      
 余詰防ぎの駒が沢山あります。入玉形でなければ、無理な手順です。
理由のひとつは、昔は駒を取った手に対して玉方が不成で応じる作品が多く
ありました。現在は、駒を捨ててそれを取る手が不成にかわってきています。
そこに、かなりの無理が生じます。
 本作は、手順は満足・形は不満足の作品です。