解説・40
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作意 4四飛 3五玉 4五飛打 3六玉 4六飛 3五玉 
    4五飛引 3四玉 3三と 同香 4四飛 3五玉     
    4五飛上 3六玉 3七歩 同玉 4七飛 4八玉     
    4八飛 3九玉 4九飛 3八玉 4八飛引 3七玉     
    4七飛 3六玉 3七歩 3五玉 4五飛 3四玉     
    4四飛 3五玉 4五飛上 まで33手詰
     
 有名な堀半七作のエレベーター玉は完成品です。      
 しかし、誰でも一度は作って見たい物です。構図は原作以上は無理で
す。手順は、3九玉(原作は1九玉)までこないで3八で引き返すのが
唯一の不満です。回数については構図との兼ね合いで大きな不満はあり
ません。
 本作は、3九まで玉を移動させる方法を見つけたのが創作動機です。 
3七飛に3八玉と戻れば、原作は打歩詰ですが、本作は3九歩・同と・
4八飛上で詰みます。形が悪くなっているので回数も増やしました。