解説・54
          戻る
 
作意 8九角 7八歩合 同角 2一玉 8七角 同と  
   2二歩 1二玉 1三歩 同玉 2五桂 1二玉       
   2四と まで13手詰
     
 攻め方の手に2つの目的が有る場合に、玉方は別々に分離する      
事で手数を長くする事が出来ることがあります。
 初手は歩の補充で、21玉の局面では角が邪魔で打歩詰になって
います。従って78歩合をしないと、98角になり容易に詰みます。
 78歩合をして、87角に限定する事で同とと取る事が出来ます。
厳密ではありませんが、イメージ的には89角からの狙いを分離する
歩中合です。