第7集 限打の舞
凡例 <n>:既発表局 (n):既発表局の変更又は修正図
%n%:出版本の修正又は誤植等の変更図
n:記号なしは未発表局=初出が出版本
本集は、飛・角・香の、限定打を含む作品集です。
本来は、「限定打」には、「短打」も含みますが、本作品集では
「1間離し以上」の条件で100番を構成しています。
限定打には、遠打も含み、条件作よりも構想作に含める場合も多いと
思います。
限定打の分類は、色々な角度から行う事が出来て沢山あると思います。
ここでは本作品集の後書きに書いた、私の1分類を1例として
下記に示したいと思います。
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(1)限定打の位置が意味を持つ場合。(駒の利きではなく、駒の存在場所が)
<1>打った駒が守備駒の利きなどをさえぎる位置にある場合。
<2>飛角の場合で打った場所が、上段3段以内で次に成れる場所で
ある場合。
(2)限定打と王手された玉の間の飛・角・香の利きが意味を持つ場合。
<1>玉との間の利きの存在が必要な場合。
<2>玉との間の利きの存在が不要(あってはいけない場合)。
(3)飛・角の限定打と王手された玉を結ぶ線と交わる方向の、限定打の利きが
意味を持つ場合。
<1>利きの存在が必要な場合。
<2>利きの存在が不要(あってはいけない場合)。
(4)飛・角の限定打と王手された玉を結ぶ線上の玉とは反対方向の利きが
意味を持つ場合。
<1>利きの存在が必要な場合。
<2>利きの存在が不要(あってはいけない場合)。
香は、(1)−<1>、(2)−<1>、(2)−<2> 3種類。
飛と角は、各8種類になります。
本作品集では、上の19種類の分類について、最低1局を含んでいます。
これについては、省略します。
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誤植情報追加 第61番:2002/12/08