第3集 不成の舞 (ならずの舞)
凡例 <n>:既発表局 (n):既発表局の変更又は修正図
%n%:出版本の修正又は誤植等の変更図
n:記号なしは未発表局=初出が出版本
本集は、不成図式の作品集です。
不成作品集としては4番目で、不成百番集としては2番目になります。
不成図式 百番集 図式名 作者 作品数
<1> 将棋精妙 二代伊藤宗印 98
<2> 将棋魔法陣 二上達也 81
<3> (1) 詰の花束 岡田敏 100
<4> (2) 不成の舞 田原宏 100
条件作呼称 不成図式:手順に、「詰将棋的不成」が含まれる詰将棋。
詰将棋的不成
:駒が成っても、不成(ならず)でも
王手になる場合に、不成で王手をかける手順。
特に、「飛角歩」は成っても元の利きも残るので、
「打ち歩詰は禁止手」のルールの結果として成り立つ。
指将棋の実戦例も少なく、特に「歩」について
は実戦例の有無は不明である。
詰将棋では、しばしば作図されて愛好者も多い。
参考:曲詰 054 055 056 057 058 059 060
持駒打つ>次手で不成 061 062 063 064 065 066
合駒の不成 067 068 069 070 071 072 073
中合の不成 074 075 076 077 078 079 080
移動中合不成 081 082 083 084 085 086 087
双方不成 088 089 090 091 092 093 094
095 096 097 098 099 100