元技術者日記「営業拠点データベースとの整合」
拠点間データベース化は、全てが便利ではありません。
どうしても、入力側と、参照側に別れて、最終的には利用されなくなりやすいです。
基本設計は、入力者も参照者もどちらも仕事が便利になる事です。
部門・部署内が限度で、それ以上はどこかに、入力が仕事で利用はしない所が出来てしまいます。
そうなれば、入力者の忙しさで、入力の量や内容が決まります。
オペレータ的な仕事は、仕事量と成果が甘く見られがちで、担当はいやがられます。
製造部門と物流部門は、一体化していますが、営業とはデータベースでつなぐ必然性は少ないです。
あえて言えば、営業はあれば使いたいでしょうが、多くの営業担当は入力を嫌います。
製造部門も、自身の為のデータは使用しますが、営業の為のデータは、特別な理由が無いと使用しません。
ただし、営業拠点レベルで、管理がしっかりした所があれば、整合させる事は意味があります。(2012/05/03)
元技術者日記「グループソフトの利用」
情報時代では、次々に有力なソフトが登場します。
十数年前に登場したのが、グループソフトとかグルーピングソフトです。
本社の情報担当が決めると、当時はオフィスソフトはマイクロソフトで、グループソフトはロータス・ノーツでした。
これは、イントラネットを構築している会社ではかなりの事業所で相互使用可能です。
小さな会社では、インターネットを事業所別に使う事が多かったです。
このソフトを使用すると、データベース的な事が可能です。
また、電子決済が可能になりましたし、勤務記録の電子化も出来ました。
ただし、管理が本社機能という事で、個別の事業部門のデータベースや生産管理には使用されなかったです。
個別の事情に関わらず、変更や中止がありうる事はリスクが多かったからです。
会社全体の情報化と、個別事業所の情報化は同じとは限りません。(2012/05/13)
元技術者日記「個人電子アドレスと部署共用アドレス」
ネット化が進むと、個人に電子メールアドレスが割り当てられます。
同胞送信の方法も規則をつけないと、混乱します。
「to」と「cc」と「bcc」の使い分けは、重要です。
あくまでも、送信相手はひとり又は少数ですのでそこは、「to」です。
参考は「cc」ですが、これを送信先「to」にすると、誰宛に送ったのかが不明になります。
「bcc」は相互に送信先を伏せますが、トラブルが起こりやすいので安易な使用は避けた方が良いでしょう。
所で、受信者でも「to」は内容を優先して読みますが、それ以外は参考です。
ただ、部署宛・・例えば窓口は、個人宛にすると休暇・出張時に停滞します。
同様に複数アドレスでは、二重等で混乱します。
推奨は、部署共用のアドレスを設けて、担当者・副担当者等を決めて、個人レベルで停滞させない事です。(2012/05/23)