元技術者日記「掲示板・ネット掲示板」
情報伝達手段としての掲示板は、今も多く使用されています。
事業所管理手法にも、大抵は含まれています。
いかし、形だけでは機能しません。
活用方法と、メンテナンスが必要ですが、通常は掲示期間の明記とまりです。
また、掲示板の設置場所によっては、部外者に見られる所もあります。
それについては、あまり述べられていません。
もしも、事務関係で全員が、ネット環境にあれば、ネット掲示板が有効です。
閲覧出来る者が制限出来ますし、管理もしやすいし、ペーパーレスが可能です。
閲覧者制限の元では、かなり深い内容も共有掲示が可能です。
作成、履歴保管も容易です。(2012/06/02)
元技術者日記「何故日本は工場活動を行いたいのか」
必ずしも成果は出ていないが、繰り返し工場の業務向上活動が計画される。
なにかしないと・・・という気持が部署長にあるようだ。
ただ、過去の結果や成果を見ると慎重になるはずなので、責任者が替わるときに多くなります。
そして、成功事例を書いた本が巷にあふれる事になります。
どうも、オリジナルではないまねをする事には抵抗はなさそうです。
実際に、個々の業態・業種にあわせた内容に出来れば、成果も期待できますが本業でないので時間はありません。
たぶん、過去の末端の品質向上活動の成果イメージが消えないのでしょう。
最大の成果はモチベーションの共有化でしょう。。
ただし、時代も変わると特定の特に本業の忙しい者に負担がかかる悪循環になります。
労働者の意識の多様化を無視すると、成果どころか業績の低下になりかねません。(2012/06/12)
元技術者日記「設計部門は縦組織と横組織の交点」
組織には縦組織と横組織があります。
あえて、どちらかに偏らない運用もありますが、組織が大きいと運用が難しくなります。
命令系統が複数ある組織は、脆弱性につながるリスクもあるので、少なくても末端はどちらかにします。
縦でも横でも、長所も欠点もありますが、上部組織か管理部署は程度の差はあれ、双方の意識は必要でしょう。
意識というのは、他部署への指示・依頼時には、そこのルールを守る事が前提という事です。
ところで、技術営業を含む設計部署は他よりも下部まで、双方の組織的な性格が必要です。
工程設計と、製品設計には、個別工程や能力の知識と、ラインとして観たときの工程知識が必要です。
それは、丁度、縦組織と横組織の工程を双方を使う事です。
一般的な量産試作・・大量生産への移行前では、大量生産とは異なるルールでの生産・品質管理も必要です。
設計部署の一部の担当者は、意識だけではなく実行レベルで対応が必要です。(2012/06/22)