元技術者日記「製造製品の変更」
売れる商品を製造するのが、工場の基本ですので製造品変更は多いです。
設備が転用できる商品を探す事が多い。
製造したい商品向きに変える時は、個々に異なります。
設備というものは、商品ごとに変わるのが普通です。
製造装置も同様です。
一番、変わり易いのが人間ですが、程度の問題です。
技術的に高度なものは、全くの新製品と同じです。
本当の意味で、転用出来る設備・人・技術は少ないです。
それでも、ゼロからよりは、行い易いのです。
時代によって、その適応能力で差がつく事があります。(2012/09/10)
元技術者日記「部署変更の対応力」
不況による撤退や、統合や色々な事が起きています。
しかし、何も無い時でも、個人レベルでは、部署の変更は定期的にあります。
特殊技能で、変更が出来ないと言われていた部署や技能でも、コンピュータやロボット化で少なくなっています。
ひとりの従業員の多能化は、いつの時代でも課題です。
中間管理職を経て、管理職から経営へと進む一部ははじめから全て決まってはいません。
どんどんと、脱落はして行きますが、いずれにしても個人の多能化は避けられません。
昔は、未経験の仕事は1年で覚えるとされていましたが、今はその余裕は無くなっています。
部署どころか、職種が変わっても1年以下での対応力が必要です。
勿論、その為の新人育成プログラムやOJTや、各種マニュアルの整備が条件です。
人的な柔軟な運用は、大きな組織の要素です。(2012/09/20)
元技術者日記「技能認定システム」
企業によっては、社内的に技能認定システムを構築しています。
作業者のレベルを認定して、レベル合わせと向上をはかります。
ただし、コンピュータ・ロボットの導入で、かなりが緩和されています。
全て、機械の自動運転は容易ではありません。
それに準じて、機械を同じ状態で維持して稼働させる事はある程度は可能です。
使用する機械ごとに、あるいは作業内容ごとに、作業可能者のリスト登録を行います。
これは、国際的な品質規格の維持方法のひとつでもあります。
認定は、これも決められた認定者がある期間毎に行います。
交代勤務や、休日稼働など作業者が少なくなる場合には特に、人員配置は重要です。
このシステムは、品質システムです。(2012/09/30)