元技術者日記「冬季対策」
冬季と言っても、日本の冬ですが立地地域では、冬の影響があります。
それは自社と顧客と、双方ですし、海外の場合もあります。
最悪は、工場等が稼働出来ない・交通網が遮断されて流通に支障が出る・人の行き来が難しい等です。
流石に通信が途絶える事は、通常の立地ではありません。
工場の稼働や流通は、最初から計算にいれていますので、本来はないようになっている筈ですが例外的に起きる事もあります。
後は、最初からの予定で、冬休みを長くして、夏休みを短くする等の運用です。
結構、製造工場が複数有るときは、製造計画が複雑になります。
顧客の場合も同様で、注文や納期が影響を受けて変わります。
最近の工場は、空調等で季節による製品品質の変動は少なくなっていますが、ゼロではありません。
異常気象が計算に入っていない場合は、その対応は重要になります。(2013/02/07)
元技術者日記「業務引継」
業務引継は、自身の所属部門・工場内の関係部門・営業部門と多数あります。
顧客に近い、工場の担当部署ではこれに、代理店等や顧客関連部署の業務引継が影響します。
標準的には、見積もりから試作・量産試作・量産と続くのです。
それが短い期間もあれば、長い期間に渡る事もあります。
自社も顧客も、進行段階で担当者・部署が変わる事はあります。
それは、初めての顧客以外は判っています。
ただ、担当が変わった時は、業務引継がどのようにされているかが問題です。
また、新しい担当者との間の打ち合わせも顧客により可能な時と不可の時があります。
受注生産品は、継続的な量産までの対応が必要ですが、早くに量産対応先を決めたくない考えもあります。
業務引継時に、方針の変更ではなく単に作業遅れになる事だけは避けたいです。(2013/02/17)
元技術者日記「電子依頼窓口:1」
社内電子化で窓口業務も電子化すると、依頼事項も電子化します。
発行元のデータベースとしても有効ですが、現実は個々の体制やスキルで変わります。
その場合は、記入フォームの定形化が有効です。
ただし、既にデータベース化している部署や海外でフォント・言語・システムが異なる部署も考慮する必要があります。
結局は、1フォームには出来にくいです。
複数のフォームを作り、併行使用と既に使われているフォームの認定(含む追加項目)になります。
古くは1ページだったものが、情報連絡欄が増えて複数ページになりがちです。
最初は、増えた情報連絡欄はオプションから始め、次第に進めて行く事になります。
印刷フォームのコピーに手書きも多いですが、とにかく始める事です。
フォームの統一と、情報欄の利用への意識だけでも進歩です。(2013/02/27)