元技術者日記「承認と承認代理」
チェックする事は結果を承認する事であり、工程を次に進めることです。
承認は、1人だけとは限りません、複数の事がむしろ多いです。
承認されないと次に進めないのが普通のシステムだから、不在時の対応方法は決めておく必要があります。
一部の例外を除いて、仕事には全て不在時の代理設定が事前に必要です。
社外不在時とか、当日中に帰社しない時とか、事前に代理通告した時とか決めておきます。
実は代理の任命権も、大きな権限です。
社内・あるいは部署内のシステムを構築する時は、代理任命権を明確にする必要があります。
たとえば、代理者の代理任命は可能かどうか?。
勿論、代理は時間制限と解除を含んで決める事になります。
自動代理・自動解除もありますが、重複に注意が必要です。(2013/04/08)
元技術者日記「代印表示」
承認代理のひとつに、代印があります。
現実的に、課や係を代表した捺印もあります。
課等を代表する場合は、課長等の捺印が普通ですがその必然性は弱いです。
課印等を別に作るという選択もありますが、代印でも問題ない場合は多くあります。
その場合に、課長印とそれを押した代行者の表示をする事もあります。
勿論、他人の印を勝手に押すことは駄目ですが、事前に打ち合わせしておいて、押した人が判るようにします。
その結果が代印表示となります。
代理者を決めるのとどちらが良いとも決めにくいが、本来の捺印者が認めていて、実際に押した人が判れば良いです。
いずれも、代理や代行者はその能力が認められている必要があります。
そもそも、組織はトップ一人のみでは動かないので、動かす仕組みが必要なのです。(2013/04/18)
元技術者日記「職制印の色の区別」
職制印は、企業等では公式の者で、個人を知らないでも地位が判る必要があります。
ただ、あまり具体的に課長とかの名称は記入しない事が多いです。
色々、行われている様ですが、捺印の色で分ける事もあり、結構判り易いです。
もっとも沢山の色にすると、間違い易いので、取締役以上・部長以上・課長以上・その他くらいでしょう。
そして、任用や代理者の扱いは、運用の問題ですのである程度バラツキがあります。
職制順の承認回覧の場合は、捺印の色が順番に並びます。
部署別の承認回覧の場合は、その重要度によって似た色が並びます。
並んだ捺印の色を見ると、重要度が判る筈ですが、そこまで上手くゆくかは不明です。
形・記入文字・色など、区別がありますが、一つのオプションとして、スタンプの色を変える手段は実用的です。
ただし、赤色は赤字に繋がるので縁起が悪いと避ける傾向もあるようです。(2013/04/28)