「業界情報収集」
外からの情報は、営業やその中のマーケティング関係者が直接は入手をはかります。
工場・製造部で、外部と接するのが多いのが窓口です。
そして、内部では研究・開発・設計等の技術関係の情報と接しています。
情報は、表面的ではなくその周辺や実用化や、複数技術の繋がりで意味が変わります。
その意味では、技術面との繋がりがあって初めて生きてきます。
このあと量産が絡むときは、経営判断が重要になりますが、窓口は情報提供者になります。
とにかく、外的な情報を製造・技術・設計の目で見る事は重要で、そこは窓口の比重が大きいです。
また、製品打ち合わせ等で顧客訪問する場合も、単なる見学以上の目が必要です。
要求内容が技術の形になっていない事は普通です。
自社技術に翻訳する事も大事な仕事です。(2013/06/07)
「マーケティング連動」
複数を扱う場所として、マーケティング部署があります。
実製品を扱う窓口と、広い情報を扱うマーケティング部署との連携は重要です。
過去からの動きと現在の実績の比較は、成果の有無の確認です。
そして、今後の方針を観察して行きます。
現場の窓口は、設計・試作の実績をデータベースで管理します。
生産管理と製造部署は、生産実績をデータベース管理します。
生産実績データベースへの登録内容に、マーケティングでの必要項目を埋め込めれば、実績が出せます。
そして、登録内容の殆どか、最低でも技術関係は窓口=設計部署が決めて、登録依頼します。
勿論、設計・試作のデータベースにも反映されています。
設計部署と、マーケティング部署の連動が可能になり情報がより有効になります。(2013/06/17)
「技術系展示会」
技術系の展示会は毎年行われています。
場所は、変わる事もあるが規模が大きいとなかなか変わる場所は少ないです。
東京や大阪は特に規模が大きいので、海のそばの埋め立て地の専用施設が多いです。
開催が近づくと、取引先から招待状が沢山舞い込みます。
まあ、無料も多いですがセミナー等は有料予約です。
その地区の営業は、気軽に見学しますが、地方の工場からは完全な出張です。
そこで何か情報を得るか、具体的か傾向か色々ですが、見学者の力量も影響します。
ひたすらパンフレットを貰い集めて、全部を見て歩くタイプもいます。
特に気になる展示に会うと、説明者と長く話し込み、場合によってはアポを取る人もいます。
平均的には、事前にプログラムを見て優先的に廻る所を決めて、時間を見て残りを決める人でしょう。(2013/06/27)