「顧客先の肩書き」
営業以外でも、顧客に行くときは内部とは異なる肩書きになります。
責任者的に訪問する場合に、肩書きがそうでないとまずいです。
責任者の回答は出来ない場合は、後日の回答の約束が必要です。
内部に内容を行き渡らせる立場と、説明しないでも明らかな必要があります。
そもそも、代理店や営業担当は肩書きが大きいです。
それと不釣り合いでは、信用的に問題ですし、軽く見られていると思われたはいけません。
実際に、実務は年齢的にも若いですが、そこが仕事の中心です。
顧客訪問目的が、設計や技術の打合せならば実務担当が必要です。
主任設計技師とか内部では使わない名称もありです。
中で名刺は使用しないので、配布された名刺の肩書きに驚く事もあります。
(2014/07/02)
「顧客組織を理解する」
組織には名称がつきます。
それは、その組織内では理解出来ても外部からは実際の仕事内容が判るとは限りません。
そもそも、実働部署か、統括部署か、管理部署か、対外窓口かさえ分かり難いです。
独立した部署か、内部の1部署か、組織上は独立だが実は・・・もあります。
別に多くは、内部の運営の問題ですが、どこが決定機関かが判り難いのが難です。
それを掴むには絶えず訪問している、営業関係の力が必要です。
設計部署も名称がバラバラで、かつ決定権があるかどうかは微妙です。
所属者というか部署のキーマンを知る事も大切です。
組織は変化するし、人の移動もあります。
個々の相手先で、対応は変わります。
(2014/07/12)
「顧客開発拠点と製造拠点」
開発と少量生産時は、顧客開発拠点に納品します。
ただ本格量産になると、その拠点が変わる事は多いです。
海外生産への移転も普通になり、顧客が外注で組み立てるため直接納品もあります。
その場合に問題は、1:発注元はどこ?、2:品質管理はどこ?、3:顧客サポートはどこ?です。
全てと言えば簡単ですが、移転に伴い開発拠点のチームや担当が解散する事も多いです。
海外拠点に発注元があれば、2社以上の購入の時にいくら受注できるかは活動次第です。
同時にサポート次第で有り、営業担当も代わります。
工場の窓口担当も変わる事もありますし、その移行の内容は重要です。
その情報と処理には、窓口は大抵は大きく関わります。
(2014/07/22)