「社外秘・部門秘・部署秘」
極秘事項は存在する。
技術関係や、取引関係や、顧客情報も全て極秘だ。
どれ位の極秘かは、個々に違うが注意が必要なのはそのレベルの共有が難しい事だ。
営業は顧客との話でサービス的に、技術情報を話しがちだ。
ただ他の顧客情報は神経質だ、個人で重要さが理解出来るからで、理解出来ない技術絡みは危ない。
情報共有はその重要度を理解している者が対象だ。
設計やその窓口は微妙な位置にある。
極秘情報の出入り口であり、また必要な部署だからだ。
情報入手が重要な業務だが、出す方は慎重な管理が必要だ。
それを、文書で決める事は望ましいが難しいし問題もある。
(2015/05/08)
「関係会社への出向者」
関係会社は多くは存在する。
そしていくつかは、出向者が中心となる。
その位置付けは、個々で異なる。
専任も兼任も、社外役員も一時派遣もあるが、内部で役割が公表されない事もある。
社内異動や、昇任でも仕事に影響はあるが、それ以上にどの様な扱いかは難しい。
それが、海外法人となるともっと複雑だ。
輸出管理令という法律もある、国籍で規制している。
社内の部外秘は、会社単位だ。
いずれも微妙な関連になる。
部署レベルで、明確になっていない事が普通なので、情報面ではマイナス的な扱いしか出来ない。
(2015/05/18)
「部署外者の内部監査」
社内監査制度を設けている会社は多い。
書類監査であっても、機密表示無視は監査と言えない。
ただし、誰でも機密情報の監査というのも困る。
現実は、内容により部門トップから対応の指示がある。
儀礼的か、全社的な実監査かで変わる。
内部監査は、建前と本音がある。
機密保持も加えた判断は、トップダウンが望ましい。
トップに秘密の情報は、原則はない。
社内秘は、個々に差があるだろう。
(2015/05/28)