「IT技術の活用推進」
外部資格認定項目にも含まれるが、IT技術の活用推進は大きな課題だ。
データや情報の、マトリックス的な利用と管理が可能となる筈だ。
同時に、個人レベルでデータが止まらなく全体で利用出来る。
ただし、利用権限の明確化は重要だ。
その前提は、ITシステムを構築と管理出来る部署と人材の確保だ。
次に、ITシステムの構築と各部署への端末の設置だ。
そして端末を使いこなせる様な、教育が必要であり、サポート人員の育成だ。
これらを成功させるには、トップダウンの計画と、使用者レベルの技能と意識の広がりが必要だ。
IT技術は進歩が激しいので、絶えず新技術や可能性の情報取得が必要だ。
設計・窓口は、外部からの情報をITシステムに入力して内部に発信する部署になる。
(2016/02/02)
「一般作業者にも操作出来るIT」
通常の企業では、工程毎に専用オペレーターはおけないが入力してもらう必要がある。
工程管理は、リアルタイム入力と管理が基本だからだ。
1日毎の集計では、管理されている状態とは言えない。
従って、班長レベルがまとめて入力も拙い、まにより作業の進捗と入力がずれる。
一般作業者が入力するには、アクセス権と作業方法の習得が必要だ。
1例としてバーコード入力システムがある。
作業票と、その中の工程と、入力者の3つのバーコードをスキャンさせると入力はおわる。
バーコードは、スーパーやコンビニでも見るように、一般作業者が対応出来る。
入力者は個人識別カードを配布するのが一般だ、アクセス権の管理にもなる。
工程内で限定する時は、その工程専用の入力装置で作業者に代用入力させてもアクセス権者が認めておれば良い。
(2016/02/12)
「入力作業者にも恩恵があるシステム」
ITシステムを作っても、利用が進まない、入力抜けが多いという事は起きる。
ひとつは、入力者への教育だが実生産ではそれだけでは不足だ。
管理担当が使用する為に、作業者にデータ入力を依頼する・強制する考えは無理がある。
工程進捗データ入力を、各工程の作業に組み込む必要がある。
製造作業は効率化を目指すから、組み込んでもそれだけでは、自然に省かれる。
工程データ入力が、製造作業者側にも便利・恩恵があるちう内容になる事が大事だ。
前の工程の進捗を知ったり、工程停滞品を容易に管理出来たり、実工数算出が出来たり・・・。
製造工程が工程管理データ入力で、作業がやりやすくなる仕組みが組み込まれていれば、自然に利用される。
全体だけでなく、細部まで配慮されたシステム作りが重要で、成果が得られる。
(2016/02/22)