「グループ内の推進者制度」
誰でも考えるのが、ツリー状の教育システムだ。
大きなグループ毎から代表者を選び、情報とか機器取り扱い教育をする。
後は、その該当者が担当の小グループの担当者を決めて同じ教育を行う。
繰り返すと、最終的に全員に拡がるという考え方だ。
現実はその様にならない事は、皆は知っている。
糸が1本なので、途中で切れればそこ以上は拡がらない。
代表者を選ぶと言っても、あえてまたは適当に、あるいは閑そうな者となる。
本来は、教育を受けて理解して次のステップに進める能力がある人を選ぶべきだ。
ただそれでは、該当者がいない所が出て来る、そこで対策するべきなのだが、安易に流れがちだ。
トップダウン方式では、複数の糸・繋がりが必要だ。
(2016/03/03)
「社内LANの構築」
インターネットはオープンだから、社内内部のIT化にはデメリットがある。
いわゆる情報漏洩だ。
外部からの侵入対策は、出入り口を狭くして管理する事で避ける。
社内のネットワークは、イントラネットと呼ばれるローカルネットワーク(LAN)で構築した。
色々の制約で100%無理でも、出来るだけ内部と外部は分離したい。
その要望は多いので、インターネットの普及と同時に、色々なLANシステムも登場した。
通常はそれらのパッケージソフトの使用で問題はない。
それに合わせたハードの環境作りで可能になる。
データ類やソフトの統一も有利なので、担当部署等を作り制定する。
IT化が遅れた所では、既に個々に異なるシステムが稼働して反対も多いと思うが、先を考え統一したい。
(2016/03/13)
「設計におけるLANの利用」
設計にコンピュータが導入されたCAD(コンピュータ・エイド・デザイン)が普及した。
電子回路の設計用が先行して、それをCADと思う人も存在する。
コンピュータに助けられる・利用する作業は、現在は殆どが該当する。
設計の同様で、基本データ入力・作成は人手作業でも、コンピュータ上で作業すると多くが省力化出来る。
そのデータ構造を、それ以外の作業に利用出来るように作る。
共用データを、多数の作業に利用する事で、作業時間短縮とケアレスミス防止とが可能になる。
データの共用は、同じコンピュータで行う・移動媒体を利用・LAN等のネットワークを利用が考えられる。
現実は、後者2つで、特に進歩しているのが最後のネットワーク利用だ。
コンピュータ利用の設計と、データの転用は職人技術をハード的な部分に限定し、他の作業はルーチン化出来る。
(2016/03/23)