「社内ベンチャー性」
研究部門・技術部門・技術サービス部門とから、いきなり量産に向かう事はほぼない。
試作レベルになると技術・設計部門と無関係でない。
製品の姿が見えれば見積もりも必要になる。
設計部門のどこでも、新しい製品・技術が要求される。
社内ベンチャーやタスクフォースやプロジェクトと同じと考えられる。
それらの試作・ツール製作を通常の設計担当を使う形だ。
そこには、社内情報・社外情報・新技術の従来設計との連携が必要だ。
窓口が中心になり、社内ベンチャーの一部か設計関連依頼を受け付ける。
設計部門は、絶えず先進性をも持つ必要がある。
顧客部面の製品化が主体だが、それだけでは技術的に不足だ。
(2016/09/09)
「新技術の判断」
研究部門・技術部門から始まるべき新技術品が窓口に来る事もある。
窓口では内容が、既存技術で製造出来るかどうかの判断を行う。
そこから外れる、新技術品については処理手順が決められている。
それがないならば、早急に作る必要がある。
設計部署は、既存技術を利用して多様な顧客の要求に対応する部署だ。
細部の設計や試作を行うが、製造可能な事を前提とする。
窓口は、そのふるいわけをする部署でもある。
見積もりも、試作も量産試作でも全て同じ問題を抱える。
窓口では対応の為に、研究部門・技術部門に相談する事は多い。
結論が相談先で検討になれば、外部依頼者にその事を連絡する事が普通だ。
(2016/09/19)
「承認か確認か」
受注には、その前に見積もりや試作がある事が普通だ。
同じ部署でも、量産試作とは担当が異なる事が多い。
内部手順書には、量産・量産試作品の製品設計内容と使用は承認を取るとする。
顧客からは、見積もり・試作は何だったかと思う所も存在する。
全ての顧客が、製造側のシステムを理解していない。
新設計品にはトラブルが付きものだ。
それを責任問題にする顧客もいる、そして承認の有無が問題に持ち込まれる。
注文生産を中心にそれでは新しい事を止めて、最終的に損なのだがその場主義は存在する。
トラブル対策や対応は、承認の有無に無関係に必要だし、それの低減しに承認が駄目なら確認をとなる。
(2016/09/29)