「メンテナンス休日」
事業所では、外部から調達する物はいつも律速になる。
材料が調達できなければ、製造は出来ないしそれ以降のラインは影響をまともに受ける。
動力・エネルギーが供給されないと製造活動も、営業活動・事務活動も多くは停滞する。
あとは設備類・ツール類の稼働状態がある、自前・レンタル・リースどれも同様だ。
企業が活動・稼働計画を立てる時に前提となる条件だ。
そのなかで優先度が高いのが、メンテナンスだ。
大型の設備のメンテナンスは、計画的で全体への影響があるので中期計画に近い。
電気・水の供給は、特別契約の事が多く、末端の設備も専用になる事が多い。
そのメンテナンスは供給を止めて、設備を点検する、正月絡みと夏の連休中が多い。
災害停止以外では、エネルギー関係メンテナンスの重要性が高く、他のメンテナンス以上に稼働停止となる。
(2017/09/04)
「事業所単位と建物単位」
製造のサポート部門は、多くは事業所単位となっている。
外部の電気・上水・その他のエネルギーや廃棄物の業者・供給者が絡む。
事業所単位が圧倒的に効率が良いし、それを避ける理由は少ない。
内部でエネルギーや資材を調達する事もある。
ボイラーで蒸気を供給する事は多い、事業所全体で通常は対応する。
ただし建物単位で小型の予備設備を持つ事は多い。
予備電源も似た性格がある、連続運転の必要性や休日稼働が異なると、予備設備が重要となる。
一般に新しい建築・工場は連続稼働や、停止災害に対策が取られる。
実際の稼働率は低くとも、その対応手段が存在する事が重要だ。
その結果として、建物単位の差が生まれる事がある。
(2017/09/14)
「分室・出張所」
企業の組織は勤務地や生産拠点だけを重視しない。
例えば、生産拠点・営業拠点・開発拠点を分ける事は多い。
一企業が1分野で商品という事は少ない。
分野毎か商品毎に、部や課を設ける事は普通だ、それらが多数になり企業を構成する。
生産には製造品によらない共通で必要な事がある、それらは場所的にまとめると優位さがある。
営業の支店は製品・分野毎では無く地域単位で設置する事が効率が良い。
例えば、担当者が一人か少数という事は珍しくない。
その配置は色々な名称で扱われるが、一人が複数の立場と製品を扱う事も普通だ。
専任と兼任との表面の差よりも、どの程度に組織的に機能しているのかが重要だ。
(2017/09/24)