「パソコンとプログラム技術:2」
デスクトップ・パソコンは生産装置として見れば小型だが、事務機器として見れば大きい。
コンピュータが計算室で使う時代では、パソコンは小型でも事務机では嵩張る。
個人持ちの機器になる為には、より一層の小型化が必要で有り、ノートパソコン登場以後になった。
ノートパソコンはモバイル用途でもあるが、ビジネス用としては事務机用の意味が強い。
製造現場で工程管理用に使用する場合はデスクトップが使用された。
そこでの作業長レベルの人は事務的な作業も多く、その連絡用に個人持ちする時はノートタイプが有用だ。
個人用のノートパソコンと内部ネットワークの組み合せのシステムが登場する事になった。
専用のアプリケーションが複数作られたが、私が使用したのはロータス・ノーツだった。
それは社内イントラネットで運用されて、外部とはインターネットで繋がる。
販売されているアプリケーションの選別とその使いこなしが第1歩となる。
(2018/05/02)
「パソコンとプログラム技術:3」
パソコンの普及には利用者の教育が必要だ。
講師が多数を教える方法と、少数のリーダー・普及担当者を教える方法がある。
利用をはじめからのメンテナンスやトラブル対策を考えると、後者を選ぶ事は多い。
実際はツリー状の普及組織を作る、勤務組織や勤務場所・フロアー単位で分ける事が多い。
工場の生産設備は、専任の担当者・スタッフが存在するが、パソコン関係は分ける事が多い。
それは、製造作業者自身も日々の管理とメンテナンスと清掃を行い、故障等は専任が担当するからだ。
パソコンの室内ネットワーク工事は、専任部署が行って、運用は使用間で行う事は同じ意味がある。
従って、パソコンの基本操作とアプリケーションソフト使用レベルは作業者と普及担当者レベルで行う事になる。
プログラム技術は通常は要求されない、表計算のマクロレベルは境界だ。
実は情報化が進む部署とそれ以外があり、社内活動になると遅れている所にあわす事になり、それも問題だった。
(2018/05/12)
「パソコンとプログラム技術:4」
スタッフ部門と事務系では、オフィスソフトの使用は一般的だ。
個人持ちパソコンの普及で、手書き報告書は一気に減少した。
ページ・プリンタを使用しての、文書の電子化とプリンタ出力も一般化した。
文書用紙は、オフィスソフトの雛形=テンプレートに置き換わった。
製品・商品の種類だけ金型の種類があるし、治具工具も同様だ。
アプリソフトの利用方法はプログラムとは呼ばないだろうが、表計算シフトの関数はプログラム式の意味もある。
表計算にはマクロ機能とソルバー機能が搭載されているが、これらは使用率は低い。
データベースソフトは、それよりもレベルが高く、ソフト搭載も使用も限定的だ。
表計算の搭載関数式は増えたが、統計関数は利用率が高い。
(2018/05/22)