古書市2
大阪・天満宮古書市
大阪駅から地下鉄・谷町線で、南森町(みなみもりまち)で下車します。
天満商店街にくっつく形で、天満宮の敷地があります。
最近は、上方落語の「天満繁昌亭」でも有名です。
その境内で、「天満宮古書市」が開かれます。
青空市で、規模も適当程度ですが、じっくり探すにはちょうど良い程度です。
複数の古書店が参加しており、ジャンルや古書の時代等もばらつきがあります。
中級者向きといえると思います。
交通の便が良いのと、街中という特徴があります。
期間はあまり長くないですが、本が少なくなると補充するので、別に無理に初日に行く必要は少ないです。
境内といっても、あまり砂ほこりは少なく、やや狭い感はありますが、手頃の古書市です。
大抵は、安価本コーナーもあり時々は掘り出し本も見つかる事もあります。(2011/05/05)
京都・勧業館古書市
京都の歴史の古い古書市は、3つあります。
夏の下賀茂神社・秋の知恩院・そして春の勧業館です。
規模からいえば、春が一番小さいかもしれません。
屋内で、面積が限られていますからです。
屋外の青空市とはかなり、趣は異なります、雨にも強いし落ち着いて探せます。
場所は、京都会館の近くで、他のものと同様に北山に近い側に位置します。
近くは観光地ですので、古書市以外の観光客も多く来ます。
観光の途中に古書市という計画は、あまり聞きませんが充分に可能な場所です。
時期は、5月の連休絡みで、働いていたときは結構行きましたが、退職後は逆に遠のいています。
京都は、意外と古書店の多い町ですし、近隣の県からの参加もあります。
春は古書市という人は、昔も今も継続的にいます。(2011/06/04)
大阪・四天王寺古書市
大阪環状線の天王寺、または地下鉄谷町線の四天王寺夕陽ヶ丘駅くらいが、最寄りでしょう。
都会ではかなりの面積のある、四天王寺があります。
お寺は有名ですが、古書市の歴史はまだ浅いです。
ただ、境内が広いのでまだまだ盛大になれる場所です。
慣れない人は、順序に迷う可能性もあります。
順路があるのか無いのか、かなり不規則に配置される場所ですから、そして入り口も複数です。
そんな所なので、はじめのころは人がほとんど行かない空白地域が出来たりしました。
それは、このようなイベントではまずいです。
マニアにとって、便利なのか困るのか微妙なのですが、大阪市で開催される古書市は日が重なる事が結構あります。
じっくり見たい人は何故?、さらっとはしごする人はラッキーでしょう。
大阪人の感覚なのでしょうか。(2011/07/02)