古書日記『一読新刊のオークション価』
ブックオフがその威力を発揮するのはたぶん、新刊本の読後売却の時でしょう。
個別の価格つけではなく、外観・汚れ・痛みと刊行年時から規則的に価格が決まります。
そして、新刊本の読後売却の時には精度があがります。
最近は、大都市の商店街の古書店(商品の回転が速い)でも類似の傾向が見られます。
まだ地方では見ていない新刊が、古書店に若干のみ安い価格で並んでいます。
そしてその流れが、ネット・オークションでも顕著です。
ずらっと、一読新刊が似たような価格で出品されます。
ただ、オークション価格+決済手数料+送料が購入価格になりますし、やや面倒な面もあります。
意外と送料無料のネット書店等での購入と比較すると、高価になる事が珍しくありません。(2010/01/02)
古書日記『全て抽選はずれのカタログ注文』
現在でも古書カタログは発行されています。
随分少なくなった事は実感していますし、利用も減少はしています。
減少であって、幾つかは注文はしばしば行っています。
原則1商品のみですから、ダブルと1:先行順、2:抽選のどちらかが普通です。
地方からは、ファックスでの1:か、郵便での2:が対応方法になります。個人的には2:しか利用しません。
経験的に、2:抽選では5割当選すれば好成績ですが、3割はたいてい当選しています。
この率は、商品によって異なるのでしょう。
2009末に、当選0%がありました。0/6です。
稀というか、出品者の値付け間違いで注文殺到の可能性が高いです。他の可能性は考えない事にします。(2010/01/09)
古書日記『古書探求システム』
古書探求はしばしばありますが、ネットオークションやアマゾンでは登録システムがあります。
どれほど正確かは不明ですが、キーワードか書名等でメール等の連絡を受け取る事が出来ます。
現実はあいまいキーワードでは多すぎる通知がありますが、書名探求はほとんど通知がありません。
古書カタログに掲載される確率の方が現在までは高いです。
これからは、どのように変わってゆくかは見守るしかありません。
また、探求には価格上限があります。従って専門店の探求依頼はよほどのマニアになります。
探求本があるから古書探しが楽しいという面もあります。(2010/01/16)
古書日記『国会図書館も蔵書オーバー』
本のテキスト探しが目的ならば、図書館はまず調べて見る所です。
最近は一部はネットでも公開されていますし、見つける事も可能ですが基本は訪問して探す事です。
ただどこの図書館でも、購入費の削減のみならず、蔵書の管理の見直しも行っています。
レアな古書は、図書館でも見つからないのが普通です。最後は国会図書館になりますが、急増する出版でキャパオーバーの様です。
原則は国内出版物の収集と保存ですが、現実には難しいです。自費出版は寄贈のみでそれも選別にならざるを得ない状況かと思います。
マイナーな本の収集は専門知識が必要ですが、一般の図書館員には全ては無理です。
それでは専門の図書館か類似の所となりますが、ジャンルの分類自体がこれも難しいのです。(2010/01/23)
古書日記『誤植の多いネットオークション』
本の題名や作者名は、間違いやすいです。カタログ等でも時々は見かけます。
これがネットオークションになると、相当ひどい状態になっています。
あえて・・という場合もあるかも知れませんが、ちょっとおつきあいしたくないレベルの間違いが氾濫しています。
ネットでの情報は、写真と紹介のみですから、そこに間違いが多数またはレベルの低いものが存在すると信用がなくなります。
ケアレスミスと、知識不足の間違いはマニアにはほぼ判ります。
転売目的のネットビジネスでも、正確に情報を提供するべきです。
知識のない人の出品に掘り出し物があるという考えもありますが、ハイリスクハイリターンでしょう。(2010/01/30)