古書日記『非売品の古書:2』
非売品で、古書店とかオークションで多く見かけるものに「台本・脚本・シナリオ」があります。
使用済みの物しか、出回りませんが、一応は「非売品」と書かれている事が多いです。
通常は、新品・美本はなく、使用済みです。
その流通ルートは不明ですが、時代によらずかなりが流通しています。
最近は、一般書籍になる事もありますが、まだ珍しいです。
筆者も、脚本は読むのが好きですが独特の市場でしょう。
当然に価格は、不安定ですが高価なものは、読む目的かどうかは疑問です。(2011/02/05)
古書日記『ディスカウント本』
一定の期間後は、書籍もディスカウントの対象になっています。
期間が短い場合は、書籍の外観にマーク等をつけて区別します。
無理に、古書にしている気がして、あまり好きではありません。
価格固定販売自体が、もう古いと思います。
わざわざ本を傷めて、古本扱いする事は避ける手段を考えるべきと思います。
まあ、外観だけで価格を決めている、古書店チェーンの増加を考えるとそちらからの要請にも見えます。
かなり将来に、古書として入手した人はどう感じるでしょうか。(2011/02/12)
古書日記『マニアの情報収集源:1』
古書店の多くは、個人運営で同時に本マニアが多いです。
新刊書店の店員よりも、特に大型書店の店員よりも情報通の事が多いです。
新刊対象の「本屋大賞」なるものの内容が陳腐なのは、参加者の全員が本好きまたはマニアではないからと思います。
ただ古書は単品が普通なので、「古書大賞」は難しいです。
始めて入った古書店でも、時々話し込んでしまう事があります。
お薦め本、ジャンル別の入荷状態、追加本のサイクル、最近の購入傾向など色々です。
逆に、痛み本の事や、カバーなし本、分冊本の事とか、質問させる事もあります。(2011/02/19)
古書日記『マニアの情報収集源:2』
昔は同人誌、今は加えてウエブサイトというマニアの情報発信源があります。
コピーの氾濫するネット内で、オリジナルのマニア開設のウエブサイトはかなりあります。
ただ、ある程度の古書・読書・本の知識がないと、本物を見つけにくいかもしれません。
必ずしも、更新頻度は参考になりません。内容によれば、更新する必要がないものもあります。
読書サイト・紹介サイトを装っていても、コピーサイトかも知れません。
情報に誤りはつきものですが、コピーのサイトの誤りは複雑に重なって、役に立たない事も多くあります。
この世界では、匿名でも結構知られた人もいますし、そうでなくても読書家はあちこちにいるものです。(2011/02/26)