古書日記『同人誌』
発行部数が少ないという意味では、同人誌があります。
商業出版ではないのですから、通常は簡易印刷で部数も少ないです。
内容も素人が書いたもので、マニアックな遊びの世界が多いです。
ただし、時々は同じマニアにとって後日に、貴重な物になる事もあります。
特に内容が不明の時は、価値判断が判りません。
オークションや専門古書店が、高い価格設定をしても、判断が難しいでしょう。
内容を知っていて、客観的に見れる人には、いわゆるぼったくり行為に見えるでしょう。(2011/06/04)
古書日記『地方出版』
同人誌と同様に、レアになりやすいのが地方出版です。
部数と、流通の関係で書誌から抜ける事もあります。
存在が希薄になると、存在が知られた時にレアになっています。
ただし、地方出版社は絶版にしないので、以外と出版社に在庫が新刊であることがあります。
古書はレアだが、新刊在庫はあるという事があります。
あとは、出版された地方を探すと意外と見つかる事があります。
あとは、県等に地方出版社の窓口が有るところもあります。(2011/06/11)
古書日記『写真集等』
読めれば良いという人も多いのが、テキストの本です。
これが、写真集・絵画系等の美しさが重要になると、古書の意味が変わります。
読めれば良いとか、見えれば良いとかは、基本的に無くなります。
計時劣化は、最低限の状態で、それ以上は大幅に価値が落ちるのが普通です。
本の目的からして、当然です。
写真入りのエッセイならば、その中間でしょう。
劣化を防ぐ、保存はこの類いでは必須になります。(2011/06/18)
古書日記『古書店が、新刊書店に衣替え』
ブックオフと、ネット古書店の普及で、地方の孤立した古書店が廃業に追い込まれています。
その一部が、新刊書店に変わっています。
一方では、新刊書店が廃業するケースも多く、たぶん営業効率のイメージが経営者で異なるのでしょう。
もともと、小規模で品揃えとは縁がない古書店感覚です。
大規模書店のイメージの新刊書店では出来ない経営が、可能なのでしょうか。
それらの一部では、古書コーナーもあるようです。
ジャンルで重ならないと成り立つ可能性はあります。(2011/06/25)