古書日記『古書店の積み置き』
新刊本の積み置きは、全て同じ本が普通です。
古書は、基本が1品んみですから、縦の積み置きでも異なる本です。
首を横に傾けて、題名を読むのですが結構疲れます。
逆に、探す人が少ないので掘り出し物が見つかる可能性は棚本よりは多いでしょう。
そして、注意が必要なのが崩れです。
古書の縦置き・積み置きは、本の種類が異なりますから、不安定なのです。
下のほうからの取り出しには、面倒でも上部を移動した方が安全です。(2011/12/04)
古書日記『貸本落ちの古書』
昔、貸本屋がありました、現在は図書館でしょう。
そこで使用されていた本は、非常に痛みが激しいです。
同時に痛みすぎた本は、処分されます。
結果的に、レアだが痛みがひどい本が、古書として流通する事があります。
それは、カバー等はなく、蔵書印等の書き込みがあります。
痛みの修復も多数あります。
本当にかろうじて、読める本ですが、レア本がテキストレベルで入手出来るとも言えます。(2011/12/11)
古書日記『落丁の確認はかなり困難』
古書に関わらず、落丁はありがちです。
新刊ならば、出版社に送って交換してもらいます。
ただし大抵は、購入してから読んで気がつくまでに時間の経過があります。
それは、クレームをつけにくい状態です、新刊本のように外観から判らない事は少ないからです。
従って、購入時に確認する事が必要ですが、よほどでないと難しいです。
通販のように、書類が残っていてもどうかという状況です。
町の古書店で、ふらっと購入した場合は特に返品は難しいと事前に考えておくべきでしょう。(2011/12/18)
古書日記『シリーズ本の探求』
多数の本のシリーズから、未所有を探す事は多いです。
記憶で探す事は、難しいですのでメモ等を準備する事は必要です。
慣れない人は、しばしば探求本をメモする事が多いです。
ただし、もし何かの全巻揃いを目指しているならば、既所有本のリストを作る方が便利です。
特にテキスト的に探していて、復刊本がある場合は有効です。
探求者の知らない復刊等が、見つかる可能性が高まります。
作者名・著者名で探す時は特に有効です。(2011/12/25)