古書日記『保存の難しい雑誌』
古書マニアの中では、雑誌を集める人もおおい。
なzrならば、単行本になっていない作品も多いからです。
雑誌連載だけで終わりは、珍しくなく、特に短編は普通です。
しかし厄介なのは、扱い難い事です。
なかなか、完全な書誌がなく何年何月まで調べるのが厄介です。
次に、雑誌は特に紙質が悪いので、経時変化だけで痛みます。
そして表紙が薄いので、端が折れ曲がり易いです。(2012/10/07)
古書日記『作品集は収録作に注意』
多数回、復刊されている本も多いです。
著者が手直しする他に、収録作が変わる事もあります。
増えたり、減ったり、入れ替わったりします。
短編集を、どのような目的で購入するのかは色々です。。
ただ、表題が同じなら内容も同じという事はないです。
収録作まで、気にする場合は、細部のチェックが必要です。
文庫落ちの時でも同様です。(2012/10/14)
古書日記『絶版本とはどの状態か』
古書には流通本と絶版本があると言います。
ただし、絶版本とは何かとは微妙です。
同一タイトル・内容の本、例えば出版社違い・ハードカバーと文庫の差もあります。
一部には、ネット通販とか書店で注文して入手出来ないと絶版と思う人もいるが、それは間違いです。
本は、特定の書店や出版社在庫(ある期間の)だけではありません。
ただ、出版社が増刷を行わないと決めた本を絶版とする事はあります。
その時以降に返品で戻ったり、在庫が残っていた時に処分する所と絶版はまさしく在庫切れの所があります。(2012/10/21)
古書日記『価格差も傷み差も大きい』
本は傷みやすいものですが、古書は特に保管履歴の影響が大きいです。
通販では、傷みや状態を記載するのが常識でしたが最近は未記載もあります。
過去は、入手困難本以外は痛み本を通販する事は無かったです。
最近は、入手容易本も扱う事が増えたので、本の状態がばらついています。
傷みを価格に反映させる店も、しない店もあるので、購入時の運も大きいです。
取引時に調整すれば、交渉可能な事もありますが、特別にひどい場合と高価な場合以外は面倒なだけです。
傷み度と価格が比例する訳でもありません。(2012/10/28)