「都市開発計画と古書店」
古書店には都会の一等地にある時は、性格は微妙です。
流通が速く、かつ集客が多いために、古書店とは思えない回転をします。
マニアも、頻度を上げないと入荷しても直ぐ売れる事は多いです。
売り切れで、低価格の均一本が少ないです。
マニア以外の客も多く、少なくともそれもけの品そろうも有効です。
読書家には時間つぶしには最適です。
ただ、地域の都市開発計画の中では、存続は微妙です。
集客を生かした別目的に、変える計画が起きやすいです。
古書店の場所は、その中では微妙です。
端の方とか、再下地下とか、古書店街とか・・・・。
新刊書店との立地位置も問題になりそうです。
古書店の移転や廃業は多いのです。
(2014/10/01)
「秋は青空古書市だが天候は?」
屋内の古書市も増えました。
ただ規模的には、青空古書市にはおよびません。
1日では回れない規模が各地であります。
同時に、天候との争いになり、特に台風は天敵です。
青空と言っても、仮の天幕か屋台レベルを組みます。
それでも、屋外展示も多いし、そもそも集客が問題です。
数日の開催が多いですが、半分でも天候に影響されると厳しいです。
訪れる側も、マニアになると準備が出来ていますが、初心者は被害を受けやすい。
ただ、出展が多く集客が少ない所は狙い目でもあります。
ただ、年齢が高くなると長い時間見て廻るのが厳しい事も事実です。
(2014/10/11)
「復刊は現代表記に変える」
海外翻訳物の新訳・改訳が進んでいます。
誤訳や抄訳が、直される事が多くそれは意味がありますが、一部は疑問が残る事もあります。
日本語作の復刊は、相当するのが誤植らしき部分の処理です。
これは、復刊編集方針で変わるのででしょう。
原文の復刻以外は、旧表記や漢字は現代のものに変えられます。
通常はそれで問題ないでしょう、旧表記は読めない時代になっています。
ただし、ルピは問題があります。
そのそも漢字の読みは多様で、作者の意向が不明な事が多いです。
また小栗虫太朗の様に、ルピ自体が作品の特徴のものがあります。
カタカナ人名・地名の表記も悩ましいです。
実在と架空でかえるのかどうか悩ましいです。
(2014/10/21)
「古書店は少部数の新刊も売る」
新刊でも同人誌・個人出版は部数が少ないです。
多くは口コミ、会員、コミュケ、通販等で販売です。
大方は、100部が目処です。
都会では、個人出版専門の受付兼発売所もあります。
これらは出版時からレアですが、それゆえに一部の古書店で扱っています。
元々が在庫は1冊が普通の古書店では、少部数は普通です。
また口コミで売れる場合は、多い流通になります。
それが進むと販売代理も行います。
そして、自主出版にも進みます。
とにかく、レア本や少部数の扱いに強いです。
ただ、増刷は難しい事情も知っています。
(2014/10/31)