「減少するノベルス」
ノベルスは一時ブームだった。
昔でないので適当な価格の新刊であり、古書だった。
今ノベルスが急減している。
文庫ブームだが、価格的に文庫の値上がりが目立つ。
価格的にノベルスとの差がなくなると、動きが出るが、減少という動きだ。
古書も、同様の影響を受けるだろう。
ただ分厚い文庫や、分冊は蒐集家は好まない。
バランスのとれたサイズと厚みが希望だが、無駄に長い本が増えた。
出版社は発行部数を考えるので、中途半端なノベルスを避けるのか。
かっての名作の初出がノベルスの書き下ろしが多い。
文庫書き下ろしで名作が出るか。
ハードカバー初出になるかの境目だ。
(2015/03/10)
「通販古書サイトの買い物籠」
通販ショップ・モールでは早くから買い物籠システムが使用されている。
基本的に1品を扱う古書店では、検索システムは早く導入されていた。
それと比べて、買い物籠の必要性は不明であった。
古書店でも、次第に買い物籠システムの導入傾向にある。
たぶん、登録と管理と売り切れ等の処理が、古書でも合ったシステムなのだろう。
とりあえず、注文すると自動返信が帰るのは安心だ。
売り切れ表示が、早くなった事も便利といって良いだろう。
ついでに注文したものだけが、購入出来ることは避けやすくなる。
売り切れ品のメンテナンスは必要だが、新規出品は登録しやすく、判り易い。
新規品の通販ショップでも、1品扱いは有ったのだから当初から使用していても不思議でなかった。
(2015/03/20)
「古書から入って新刊へ」
書籍は内容を知ってから購入は希だ。
目次と著者名で購入する傾向は避けられない。
新刊を直ぐ読みたい著者は、実は限られる。
あるいはレアで、絶版になる可能性が高い本も対象になる。
では始めての著者にはどうして接するかというと、口コミか古書だ。
口コミの代わりに、受賞とか新聞の紹介という人もある。
これらはマニアではなく、一般の読者です。
古書を注目するマニアは、行動が異なる。
古書で安く購入した本から、好きな著者が生まれどんどん集め読む。
全部集めて読みたいとなれば、もはや止められない。
マニアの行動は説明は不可能だ。
(2015/03/30)