「本棚探偵」
読書好き・本好きは、大抵は古書好きだ。
話題の中の多くは、程度は違っても古書は含まれる。
本好きの人の著書もかなり出ている。
「本棚探偵」シリーズもそのひとつで、3冊目が日本推理作家協会賞になった。
本好き・読書好き・古書好きな人の読むジャンルの1つが判る。
広義のミステリのジャンルは本好きが集まるし、ちょっとうるさいくらいのマニアも多い。
それが講じて、古書ミステリなるジャンルも出来る位だが、小説に留まらない。
それに、昔はこのジャンルが研究対象になりにくく著名作家でも、完全な書誌がない状態だ。
ならば口コミとは言わないまでも、個人の研究?者が生まれる。
研究者とは呼ばなくても、充分にマニアだ。
ジャンルに合わせて、探偵と呼んでも見たい。
アマとマニアが多数存在するジャンルは、結構多い。
(2015/05/09)
「古書ミステリー」
「古書ミステリー」「古書店ミステリ」「本屋ミステリ」を見かける。
昔からあった分野だが、急に増えた。
ネタが多いとか、知識がない世代が増えた影響もあるだろう。
マニアには広く知られた話題でも、一般にはテーマとなりうる。
主人公が女性に出来るメリットもあるが、普通より年代は若くなりがちだ。
現実の図書館で調べて貰う場合は、知識に偏りがあるのは当然だ。
図書館員や書店員は詳しいというのは、多くは妄想だ。
名探偵と同じで、詳しい人も存在する程度だ。
マニアから見れば、常識レベルでもライトなテーマになるなら、手軽に書けるのだろう。
本を読まない人が増えると、インパクトはどちらに触れるかは不明だ。
(2015/05/19)
「伊勢佐木町探索」
横浜に行ったので、短時間だが伊勢佐木町付近を探索した。
大型古書店でないが、そこそこは時間が欲しかった。
背表紙が見やすい本は、ブックオフで見慣れているが最近出版が多い。
読みにくい古い本に、レアものの可能性があるが時間がかかる。
しっかりしたハードカバー本は、古くても背表紙は綺麗だ。
ただ旅先で購入するには重い。
負け惜しみに見えるが、時間切れで見切れず収穫がほぼ無かったからだ。
じっくり時間を取るのが正解だろう。
ただ、今の廃業時代に、次がどの程度あるのかは微妙だ。
古書は一期一会だろう。
近くに複数あるのはうれしい。
(2015/05/29)