「長編作に近い連作短編集」
短編集・中編集等の作品集は必ずしも需要が高くない。
短編作家はいつも存在しているが、長編作家も存在する。
長編作の需要はたえずあるし、書き下ろし長編も同様だ。
プロ作家は出版として見ると、長編が求められた。
単行本としては、シリーズものが主流となっていた。
シリーズ短編集と、長編との間として連作短編集が増えている。
短編集のシリーズの外観で作られるが、その中に別のテーマが存在する。
それが本の全体で、1つにまとまりあたかも長編的になる。
その為かその連作短編集は長編として扱われる方向になる。
テレビドラマでは、複数回がシリーズとなる、そこでは同様の手法がある。
長編は映画的であり、連作短編集はテレビドラマ的だと言えるだろう。
短編が得意な作者には、連作短編集は自分のテリトリーだと思える。
(2017/11/04)
「著作権保護期間の延長問題」
アメリカと日本では、著作権とうではアメリカに輸出が大きい。
同時に保護期間は日本は50年で、アメリカは70年だ。
ディズニー等のキャラクターを中心に、日本も70年にする要求が強い。
トランプ訪日も絡み、日本で延長があると予想がある。
単純な期間比較では、多数の反対意見がある。
又同時に賛成する意見もある、現在の権利者が判らなくなる状況への対策が必要意見は共通する。
対外的な要求は国内の意見だけでは決まらず、変わる可能性は多い。
変わる場合は、実施年の翌年該当から変更が予想される。
切れたものはそのままで、切れていないものが延長だろう。
そこに大きな切れ目が出来る。
(2017/11/14)
「大活字本の出版」
活字を大きくした出版物がある。
当初は弱視の人向けとされていた、最近は老眼の人向けとも言われる。
個人的には長く眼鏡を愛用し、用途によって複数の種類を使い分けている。
それに拡大鏡も持ち歩いている。
しかし、根っからの読書魔でないと、面倒だと不満があるという。
それへの対応は、大活字本の出版となると言う。
流石に出版数は少ないが、毎月繰り返し出されている。
もう一つは、一般書籍の活字を大きくする事だ。
本が高価で、その情報量が問題となる専門書は歓迎されない。
文芸書は活字を大きくする需要はあると言う、個人的にはそのぶんだけページ数が増えて価格アップするので好きで無いのだが・・。
(2017/11/24)